Project 57. 人材こそ企業の要
現社長の星野親房は30年ほど前の社内報『兆』に北欧を旅して、長期間休暇をとった際に「会社は大丈夫か」といわれたエピソードを載せています。
そのとき、「会社は組織で動くもの。社長1人どうなっても会社がびくともしないよう、それぞれのスタッフにそれぞれの権限と責任をもたせ、運営すべきである、と常々考えていたし、部長・課長に任せても安心だと、全く心配していませんでした」と返答したそうです。社員をいかに信頼しているかが伺えます。
星野建設には毎年、若い社員、そして経験を積んだ中途社員が多く入社します。また、勤続が何十年にもなる社員も多く、たくさんの人材が育っています。
「魅力ある企業になるかは本物の人材を育てられるか」。
ほとんどの会社が外注を行うなか、次の100年に向け、自社で多彩な人材を育てて、会社の活力に変えて突き進みます。