Project 21. 東北の復興支援
2011年3月11日、地震と津波によって大きな被害が出た東日本大震災。
雲仙・普賢岳の噴火災害で全国から温かい支援をいただき、復興事業に取り組んだ経験を東北でも役立てないかとの想いで、現社長と専務は東北に向かい、地元の関係業者などの協力で、復興事業が2012年から始まりました。
家族や社員の見送りを背に、多い年には30人を超える社員が宮城県、福島県で海岸工事、コミュニティーセンターの建設、災害公営住宅、公園整備など多くの事業に携わりました。
テレビで見る以上の津波の威力に、土木に関わる者として打ちひしがれることもありました。当時は資材の高騰や人手不足で工程の調整が困難を極めたり、環境や言葉の違いにとまどったりなど、多くの課題もありましたが、現場で声をかけてくれる人や日々普段の生活に戻るために頑張っている東北の人たちに力をもらい、取り組んできました。
被災地での支援は九州の豪雨災害の被災地や熊本地震でも行われています。一日でも早い復興を皆で願って取り組んでいます。
東北で整備した公園には紅葉や雲仙ツツジが植えられています。今も変わらない絆の証です。